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博士の愛した数式…
遅ればせながら、ようやく読みました。博士の愛した数式。
大きな賞をとって、映画化して、それでも数学嫌いな私は手に取らなかった。
でも、この夏、新潮文庫の100冊っていうキャンペーンで、対象の文庫を2冊買うと、
もれなく可愛いパンダのマスコットがもらえるというので早速キャンペーンに参加!!
動機が不純ですが、本当にいいきっかけになりました。
それで、読んでみて、感想は…すごかった!
以前、新聞で有名大学の数学教授がこの本を紹介しながら、数学は面白いのですよ、と言っていたけれど、嘘だよ~とか思っていました。でも嘘ではありませんでした。
びっくり。数字はとってもロマンチックな一面を持っていました。
友愛数・完全数・ルース=アーロン・ペア。
読んでいない方は、なんのこっちゃとお思いでしょうが、
読んだ方なら、『ああ、220と284ね』とか、『28だね』とか『714&715でしょ』なんて感じてますよね。
本当にこの一冊を開いただけで、周りの数字がとたんに素敵な意味を持ち始めてしまうのです。
まるで魔法!
数学なんて嫌いでも問題はありません。読むべし!です。
私は映画化後の読者なので、読みながら常に博士は寺尾聰さんで、家政婦は深津絵里さんでした。最高に素敵です。映画と小説は、結構違っているのですが、どっちもいいです。
私は小説版のほうがより好きですが。
まだの方は、ぜひ。
これまで小川洋子さんの独特でひんやりとした世界観に苦手意識を持っている方でも、読むべし!です。空気はまるで違います。本当に陽だまりのような一冊ですよ。
これを読んで以来、落雷にも、料理にも、ちょっぴり感動できるようになりました。
まだ読んでいない方に素敵な博士を知ってもらうために、私の大好きな一節をご紹介しますね。
(家政婦の「私」が博士の横で食事の支度をしている時のこと。青が博士の発言です。)

……私はフィレ肉に粉をまぶし、フライパンに並べていった。

「何故そうやって、肉の位置をずらす必要があるのだろうか」
「フライパンの真ん中と端の方では、焼け具合が違いますからね。均一に焼くために、こうやって時々、場所を入れ替えるんです」

「なるほど。一番いい場所を独り占めしないよう、皆で譲り合う訳か」

感受性の豊かな人は、本当に素敵ですよね。


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